コロナのせいで花街系の年中行事が無くなって数ヶ月。
ついに七福さん夫婦から11月の祇園をどりまで早々奪いやがってコロナウイルス許すまじ。
でさ、おおきに財団(京都伝統伎芸振興財団)がクラウドファンディングを立ち上げました。それによると、京都の花街は6月から営業を再開したものの、宴会などが減った為に芸舞妓が芸を披露する機会が無いと。で寄付してほしいらしいのですが。
京都の芸舞妓さんが、ざっと200人オーバー。それを頭数で割って各花街に分配するらしいけど、祇園東の人数が19人。て事は1万円寄付しても祇園東に行くのは900円くらい。
いやさ、そりゃ組織の規模の違いもあるけど、単純に頭数で割られると俺ら祇園東は(正確には祇園東ファンは)圧倒的に不利でしょ(正確にはファンは何も不利では無いが)。
しかも、しかもよ。
置屋やお茶屋に守られてる舞妓と違って、芸妓は出来高制。
踊りを披露する場が無いのは死活問題な訳。
祇園をどりやってほしい七福さん夫婦と、踊りを披露する場が無くて死活問題の芸舞妓さん。
いわゆる利害関係の一致という奴ですね。
て訳で
祇園をどりを個人的にやってきました。ほら、他のをどりもやけどさ、チケットと会場の記念撮影する人もあるあるネタやん。
をどりあるあるがしたくてチケット作っちゃったよ。
祇園をどりの完コピを目指した結果、まずは
芸妓さんのお点前披露でございます。
本日のお点前は富多愛さんと、
お控えは叶千代さんでございます。
もちろんアレもやってきました。
祇園をどりを毎年見に行ってる方なら、いや、祇園東でなくとも他の花街ファンの方ならお分かりでしょう。
お茶席あるあるの
お茶席の写真撮影を止められる観光客でございます。
あ!これも書いておかなければ。
このお点前は略式のものであり、言うなれば「ごっこ遊び」を本物の芸舞妓でやっただけ。
をどりではお茶席が外せないからと無理に注文した結果、本来の茶器や風習、形式とは違った物になった事をお断りしておきます。
お茶菓子は自分らの好みの物を用意しました。
妻のお菓子はアマビエさん。
昔ながらの大阪府民は神さんを「さん」付けしちゃうよね。
俺のは金魚。
でもこれ、失敗したなぁって思ったのよ。
ファーストアタックが
なんとも可哀想。
さて、お茶席も済んだところで、控室にいた他の3人さんも出てきてもらって(せっかく5人もいるのに3人を控室に残しとくって勿体ない話や)、
やべぇ豪華。
富菊のお母さんが「うちに5人も揃うの初めてと違うやろか」て言ってた。
近くにきてもらったら
目の前が芸舞妓だらけで収まりきらんです。
次回、まずは叶千代ちゃんに踊ってもらった事。
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