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祇園新橋景観づくり協議会にご意見メールを送った事。

さて、平安神宮の記事を書く前に終わらせなければいけない一件がございます。

 

事の発端はコチラの記事。

富多愛ちゃんが桜の穴場を知っててマジGJやった事。

ここに出てきた、祇園新橋景観づくり協議会から雇われたガードマンに「あなた達は普通じゃない」と言われ、「ア”??」ってなった件でございます。

 

あの日、最初の記事を投稿してからね、祇園新橋景観づくり協議会という組織を調べ尽くしてやりました。

そしたらね、ガードマンの対応は筆舌に尽くしがたい反応ではありましたが、それを雇ってる祇園新橋景観づくり協議会の考えに興味が出たの。

 

箇条書きすると、

祇園新橋景観づくり協議会の人達の多くは白川周辺で営業する商店主や住人らで構成されており、自分達が暮らす祇園の景観を守ろうと考えてる。

景観だけでは無く祇園のお茶屋のお母さんを呼んで意見をもらったり、花街の年中行事にも協力的な態度。

普段は道の清掃を自発的にしたり、地域の祭りにも積極的に参加するなど悪い組織ではない。

 

↓  ↓  ↓

 

祇園新橋周辺で営業する撮影業者、とりわけ婚前アルバム製作のロケーションに使う企業と、そのお抱えカメラマンのマナーの悪さが目立つという議題が数年前から起こる。

具体例:路上で着替える 欄干に腰かける シャボン玉マシーンの使用 私有地への不法侵入 毛せんを使用しての占拠と、それによる通行の妨げetc…

 

↓  ↓  ↓

 

最低限のマナーを守るよう覚書を作成し、それに締結する撮影業者に腕章を配布。

また景観保全の為、マナーを外国人観光客にも理解してもらえるようパンフレットを作成、ルール浸透を目指す←今ここ

 

で、あの日の七福さん夫婦と富多愛ちゃん、満彩希ちゃん。

ようするに腕章を付けてない撮影業者と、芸妓さんの仮装した観光客だと勘違いされたようです。

とはいえ七福さんとしてはさ、自分の娘の様に見守る祇園東の芸舞妓さんが目の前で異常者みたいに言われた訳でしょ?

もちろん抗議のメールを送りました。

以下、送信内容(わかりにくい箇所など多少変更ありますが内容は変えておりません)。

 

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祇園新橋景観づくり協議会●●様、突然のメール申し訳ございません。

先日、白川の巽橋を某芸妓さんと歩いておりました所、祇園新橋景観づくり協議会のガードマンの方に呼び止められました
午後のカメラマンを伴っての撮影はお断りしております、との事でした。
時刻は14時でしたので午後ではありますが、私は普段サラリーマンでありカメラマンではありません。
カメラマンの定義が「カメラを持つ人」であれば、その時の私はカメラを持ってましたのでカメラマンですが、私以外にもカメラを持つ人は多くおり、みんな桜の木の下で自由に撮影されておりました。
桜の枝を持ち、花を口に入れるような仕草をする外国人観光客を指差してガードマンの方に「ではあの人達は何故良いのですか?」と尋ねましたら、「あの人達は普通の人ですので」との返答でした。
芸妓が「では私達は?」と聞くと「普通じゃない人ですから」と言われ、その場を離れました。ガードマンの方はマニュアル通りに言わされてるだけと判断した為です。
後々、祇園新橋で営業されてる店主の方や住民の方が、婚礼前撮影される人達のマナーの悪さに困ってる事を知りましたがそもそも私達はただ歩いてただけであり今件とは全く無関係です。
そこで、いくつか●●様に質問です。
◎配送業者の方などがユニフォームで祇園の町を歩くように、芸妓の方もユニフォームで祇園の町を歩くのは問題無いと認識しておりました。私達は結局、なにに違反しましたでしょうか?
◎上にも書きましたが、祇園新橋景観づくり協議会様の「カメラマン」の定義はなんですか?また桜を食べる仕草をする観光客を「普通の人」、勤務時間中にユニフォーム姿で公道を歩く人を「異常な人」と呼ぶ、その定義も教えてください。
祇園新橋は歴史的価値がある場所であり、大切に守り継ぐ物であると認識しておりますし、それは私よりも●●様の方がよくご存知かと思います。
だからこそ祇園新橋景観づくり協議会様が作成されたパンフレットの表紙を飾る祇園の舞妓さんを含め、たとえ勘違いと言えど花街で伝統芸能を守る芸舞妓さん方を異常者呼ばわりしてしまうようなマニュアルは逆効果ではないかと感じております。
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で、返信がコチラ。
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祇園白川ライトアップ実行委員会の●●と申します.

今回の件に関しまして、お楽しみの所、不快な思いをお掛け致しましたことお詫び申し上げます。

ご指摘の件に関しまして、今後この様な事のない様、警備会社に伝え指導いたしました。

警備員に対する、指導が一律になっていることは間違いございません。

私達地元にとっては、ご主人様のようなお花見客こそ、祇園新橋のお客様と認識しております。

ご質問につきまして

プロのカメラマンと間違えてお声かけをしました。

 商業撮影者を注意喚起の対象としております。

貴重のご指摘を頂きましたこと感謝申し上げます。

白川の桜も今週末が満開になると思います。

事故のない様の警備体制を見直し進めて参りますので、再度のお花見に訪れて頂きますれば幸いでございます。

  祇園白川ライトアップ実行委員会 世話人

   祇園新橋景観づくり協議会 副代表 ●●

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だそうです。

 

一番最初に祇園新橋景観づくり協議会の考えに興味が出たと書いたけどさ。

「祇園新橋の店員や住民が婚礼前撮影される人達のマナーの悪さに困ってる事を知ったけど俺ら無関係じゃーん」と書きつつも、カメラマンのマナーの悪さって聞くとさ、祇園の某大きいお茶屋とかさ、いや祇園だけじゃなくて、祇園東にだって隣のカメラオッチャン同士でモメるとか見かけるし、俺もよくわからん内容でブツブツ言われたりしてるしさ。

うちの奥さんがインスタに写真を載せたら、芸妓さん本人からは「ありがとう」って言ってもらえてるのに、まったく知らない人から「本人は許可してないだろ!」とメッセージが来たりだとか(もちろん本人からでは無い)「この写真は著作権違反ではありませんか?」という怪文書が来たり(人の顔は著作物では無い)、他にも書き始めればキリが無い。

景観づくり協議会の人と俺は、立場も守ろうとしてる物も違うけどさ、一部の非常識な芸舞妓ファンにあきれてる七福さんとしては、実は協議会に少しシンパシーを感じてたのね。

しかし、それは祇園新橋景観づくり協議会の「考えに」だけ。そのソウルが正しく文章にならないままで警備会社に渡すマニュアルに「顔の白い女性とカメラ持ってる人を一緒に入れるな」と書いたのなら(文言は違うと思うけど、つまりこういう事でしょ?)、伝統的景観を守ろうという第一目的を見失っているんじゃないのと感じた次第です。

ただ向こう方も「警備員に対する、指導が一律になっていることは間違いございません。」と認識できてるようなので、これ以上は突っつかなくて良いかな。

まぁ、また同じ事があったら今回よりしつこく噛み付くけど。

そんな事があったという、超長い外伝的な記事でした。

 

次回、平安神宮。祇園東の舞妓さん7人も出るですって?(ハズキルーペ風に)凄いぜ!祇園東。篇。

 

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