祇園祭は歴史ある京都の中でも特に大きな祭の一つで、たとえ京都に興味が無い人でも聞いた事はあると思います。
この祇園祭の見どころは、各町で一から鉾を組み立てる鉾建てや、組み立てた鉾を試しに動かしてみる曳き初め、中でも一番の見どころは山鉾巡行と言われてますね。ですが、これは一般論。
花街ファンにとっては少々違うんですよ。
ここでは、花街ファン、舞妓ファンにとってのマスト行事について説明します。
花街ファンにとっての見どころは、宵々山の日に祇園の舞妓さんが間近で相手してくれる祇園祭のビアガーデン、そして一番の見どころは花傘巡行、その後に八坂神社で奉納舞が披露されます。
祇園祭の各行事が行われる河原町から少し離れた上七軒を除く四花街が交代で参加します。
2015年は花傘巡行50周年記念として四花街全てが参加しましたが、基本的には二つの花街が出ます。
2014年は宮川町と祇園が参加しました(以下の写真は2014年の物です)。
手ブレすげぇ。笑
各花街ごとに衣装と踊りの演目が決まってますので、お写真を見てもらえれば分かるかと思いますが、よくテレビや雑誌で見かける着物姿の舞妓さんとは違う格好をされてます。
普段よりも涼しげで良いですね。
この後、四条通りの最東端となる八坂神社で奉納舞があります。
もちろん観光客が多いので、花傘巡行を追いかけ終えた花街ファンは急いで八坂神社に向かい、舞台の前に陣取ります。
「ゆっくり行って望遠カメラで撮りゃいーじゃん!」
って思う方は甘い。舞台のそこかしこに自撮り棒禁止のマークがあっても気にせず使う観光客が多いので、望遠レンズで綺麗に撮るのは限界があるんですよねー。
特に京都は外国人の観光客が多く、日本語がわからない為、そういうマナー違反も多々ありますし、ぶっちゃけ神社の関係者も注意しませんので、自分の身は自分で守る事が…
いや、違うな。
自分のシャッターチャンスは自分で守る事が大切です!
2017年も祇園と宮川町だったので、2018年は先斗町と、当ブログ激推し花街である祇園東が参加する予定の年。
うち夫婦にとって熱い夏になりそうですσ(´Д`;)
スポンサーリンク
祇園祭を含む花街の四季の年中行事を収めたオススメ本。
写真多め。そして祇園推し。
Copyright secured by Digiprove © 2018
磯弁 2018年4月23日
はじめまして。
以前のブログからのファンでして、再開を心待ちにしていました。
昨年11月に花街に興味を抱き、本ブログの情報量と花街へのこの上ない愛溢れる内容に感銘を受けていました。
ブログ再開を大変感激しております。今後とも楽しみにしておりますので、よろしくお願い申し上げます。
7huku3 2018年4月24日 — 投稿者
ご訪問ありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです!
妻の体調不良がひどく、復帰が何年先か、あるいは何十年先になるかわからず泣く泣く旧ブログを削除したのですが、まさかの3か月半で復帰という、我ながら「あれ…俺は何やってるんだろう…」状態です。笑
まだタイムリーな記事が一つも書けてませんが、自分の愛した美しい花街文化を世に広める一助となれるよう頑張りますので応援よろしくお願いします!