~写真で解説! 観亀神社 第五章~
著 七福
私には苦手な物が多々ある。
勉強、仕事、医者、行列に人ごみ、親戚付き合い、晴れた昼下がりに雨の日の通勤、早起きなんて考えるだけで筆者は身震いする。
そして抹茶も苦手だ。普段なら一切飲む事は無い。
飲む機会があるのは芸舞妓の点てたお抹茶だけだ。
今年の宵宮祭のお茶席には夫婦で2回行った。
人ごみをかき分け観亀神社の境内に入り、お茶席の行列に並んで、抹茶を飲む。普段の生活では考えられないが、去年も今年も2回行った理由は、もちろん芸舞妓が目当てだからだ。
しかも今年は、たまたま芸舞妓の当番の交代時間に二回とも当たり、二回の我慢で…もとい、二回のお茶席で四組の芸舞妓を撮影する事ができた。
(↓ 妻が大好きな富多愛さん。今年も富多愛さんがお茶を点てる所を拝見させていただいた)
(↓ お控えは雛佑さん。観亀神社のお茶席で見かけるのは今回が初めて)
筆者らが座った途端、富多愛さんと雛佑さんが立ち上がり一礼。
「へっ!?行っちゃうの???」と思ったが、
すぐに美晴さんと富津愈さんが出て来られた。
美晴さんのお茶席も初めて拝見させていただいた。
綺麗な芸舞妓の多い祇園東の中でも、とりわけ美人芸妓で有名な美晴さん。
八朔や事始めなど、年中行事などでもよく見かけるのだが、しかしあまり取り上げないのは、晴美さん自身が写真を撮られたくなさそうにされる事が多いからである。
もったいない事ではあるが「祇園東全体を箱推し」という姿勢の筆者としては、撮られたくない妓は撮らない事も応援の一つの形であろうと思い、あまり取り上げなかったのだ。
だからこうして写真に収める機会があるのは喜ばしいし、先述のように想定外ではあるがお点前が見られたのは嬉しい誤算だった。
この後、二回目のお茶席。
入った時は涼香さんと叶紘さん。
で、入れ替わり。
満彩希さんと満彩野さん。
最終巻となる次回。
人と人と互いに力あわせてすれば よきみちあり
と神様がご忠告くださってたというのに、あの芸妓ったら!の巻。
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